ナラは木目の美しさ、耐久性の高さから家具やフローリングなどに使用されることの多い建材です。 傷や凹みに強く、水が浸透しにくいといった性質もあり長く使い続けられるのが魅力です。 特に、寒い北海道で育ったナラは目が詰まっているため良質とされ、ジャパニーズオークとして世界的にも高い評価を受けています。

木目には、年輪によるものと、年輪の中心から放射状に入る組織によるものがあり、年輪の中心から放射状に入る組織によるものを「斑（ふ）」と呼び、 ナラの特徴のひとつがこの「斑（ふ）」が入ることです。 特に、柾目面にあらわれる斑がトラの毛皮の模様に似ているので「虎斑（とらふ）」と呼ばれ重厚感があり、美しいと言われています。